本と過ごす時間、そしてちょっとの勇気があれば人生は豊かになる
英国ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの原作を、
『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ監督が映画化
舞台は1959年のイギリス。ある海岸地方の町。戦争で夫を亡くした女性フローレンスが、書店が1軒もなかった町で、夫との夢だった書店を開業しようとする『マイ・ブックショップ』。原作は、世界で最も権威ある文学賞の1つである英国ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの小説(本作はブッカー賞最終候補作)で、『死ぬまでにしたい10のこと』『しあわせへのまわり道』のイザベル・コイシェ監督が映画化した。
ヒロインのフローレンスを演じるのは、最新作『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出演し、今後の活躍が大きく期待される実力派 エミリー・モーティマー。フローレンスの味方になる変わり者の英国紳士を演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』の年老いたロックスター役で人気を博し、『マリーゴールド・ホテル』シリーズや 『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』 でも高く評価され、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のデイヴィ・ジョーンズ役で世界中にファンを持つビル・ナイ。ガマート夫人を演じるのはコイシェ監督の『しあわせへのまわり道』で素晴らしい演技を見せた名女優パトリシア・クラークソン。
実力派俳優のアンサンブル、衣装や美術、小道具が蘇らせる50年代イギリスの雰囲気、夢のために一歩を踏み出す一人の女性の勇気と痛み、そして本離れ・書店離れがすすむ現代の人々に、一期一会の本との出会いのかけがえのなさを伝える感動の本作は、映画好きにも読書好きにも見逃せない一作となっている。
※配給協力・宣伝担当作品