それはありふれた夏のバカンスのはずだった…
南イタリアの美しい港町ガエータを舞台に対照的な2つの家族が繰り広げる再婚狂想曲!
人生を情熱的に、そしてハッピーに謳歌する代表国イタリアから、“これぞ、人生!”と快哉を叫びたくなる、大人の「恋と家族」の物語がやってきた。バカンスを過ごすため海辺の別荘を訪れたのは、快楽的に人生を享受する裕福なカステルヴェッキオ家と、代々漁師の労働者階級のぺターニャ家。価値観や家族観もまるで対照的な2つの家族を待ち受けていたのは、両家の父親トニとカルロの再婚の知らせだった! 父親にひとかたならぬ思いを抱く、双方の家族は大混乱! 元恋人や娘、息子たち、果ては両家の孫まで巻き込んで、バカンスは予測不能な大騒動に。果たして両家の諍い、トニとカルロの恋の行方は――。
イタリアを代表する色男2人のケミストリーから目が離せない
監督・共同原案を手掛けたのは、イタリアで376館で43週間ロングランの大ヒットを飛ばした本作で2019年ナストロ・ダルジェント賞コメディ作品賞にノミネートされた注目の気鋭シモーネ・ゴーダノ。セクシーな海の男・カルロに扮したのは『盗まれたカラヴァッジョ』(18)のアレッサンドロ・ガスマン、元恋人や娘を泣かせてきた身勝手ながらも憎めないインテリ老紳士トニ役に『人間の値打ち』(13)のファブリツィオ・ベンティヴォッリオ、2人を引き裂こうと奔走するトニの娘ペネロペ役に本作で伊ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞のジャスミン・トリンカと、豪華なキャスト陣にも注目!
今年を最高にハッピーに締めくくる、笑って泣けるフィールグッド・ムービー!
日本でも人気急上昇中のロックバンド、マネスキンの「Torna a Casa」をはじめ、アリス・マートンの「No Roots」やアメリカのポップバンド、Saint Motelの「My Type」などのヒットソングで彩りながら、バカンスにピッタリな音楽で物語を盛り上げるのは、『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』(14)や『天空の結婚式』(18)など、数々のヒット作の世界観を作り上げてきたアンドレア・ファッリ。最後は胸を熱くしながら、湧き上がる幸福な気持ちに満たされる余韻を深めてくれる、1年の締めくくりに最適な映画をお見逃しなく!