1973 年5月24日、イスラエル、テルアビブ生まれ。映画監督、脚本家、プロデューサー。有名企業のコマーシャル作品を手掛けた後、2007年に前々年のサンダンス映画祭で短編部門のグランプリに輝いた同名の短編作品を基にした初の長編映画『Strangers(原題)』でエレズ・ タドモーと共同監督を務め、世界中の20以上の映画祭で賞を受賞。長編第2作『The Flood(英題)』(10)は、第61回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャル・メンションを授与されるなど、高く評価される。2019年には、アメリカで制作した『SKIN 短編』(18)が、第 91回アカデミー賞で短編実写賞を受賞し、世界中の300以上の映画祭で上映。アカデミー賞を受賞した 2人目のイスラエル人監督として脚光を浴びる。同年にジェイミー・ベルを主演に迎え、長編版『SKIN/スキン』(18)を発表。2023年には、ヘレン・ミレンがイスラエル初の女性首相となった政治家のゴルダ・メイアを演じた『Golda(原題)』(23)が、第96回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。本作『TATAMI』(23)は、『聖地には蜘蛛が巣を張る』(22)で第75回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞したザーラ・アミールとの共同監督作。現在はロサンゼルスで、パートナーのジェイミー・レイ・ニューマンと共に、社会的に意義のあるコンテンツを制作することに焦点を当てた制作会社「ニュー・ネイティヴ・ピクチャーズ」を運営している。