フォーチュンクッキーが運んでくる幸せの予感…?
甘くてほろ苦い、ジム・ジャームッシュにインスパイアされたインディーズ映画
フォーチュンクッキーをきっかけに、孤独な女性が新たな一歩を踏み出す姿をオフビートなユーモアを交えて描いた本作は、ジム・ジャームッシュ やアキ・カウリスマキの作品を彷彿とさせると話題を呼び、「アメリカのインディペンデント映画を刷新した」(Los Angeles Times)と、サンダンス映画祭など世界の映画祭で絶賛された。主人公ドニヤを演じるのは、映画初出演にして主演を飾ったアナイタ・ワリ・ザダ。さらに大人気ドラマシリーズ『一流シェフのファミリーレストラン(原題:The Bear)』で一躍時の人となり、最新作ではロック界の重鎮ブルース・スプリングスティーンを演じるジェレミー・アレン・ホワイトがキーパーソンとして登場し、物語に甘く華を添える。
たった一言のメッセージが、運命を動かすきっかけになるかもしれない。哀愁を帯びたヴァシュティ・バニヤンの名曲「Diamond Day」のハーモニーにのせて、“幸せになりたい”と願う人々にそっと寄り添い、未来へのささやかな希望をくるんだ一作。