• 最高傑作『ホワイト・アルバム』誕生に遭遇した監督が導くビートルズとインドをめぐるミステリーツアー
    1968年、23歳のポール・サルツマンは、失恋の傷を癒しに北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)の門を叩く。そこで思いがけず出逢ったのは、世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」のジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人だった。彼はそこで瞑想を学びながら、ビートルズと共に過ごした奇跡のような8日間を多くの写真に残した。
    1962年にデビュー以来、誰もが認めるロック史上最高のバンドとして、半世紀以上経った今でも、音楽の枠を超えて様々な文化的影響を世界中に与え続けているザ・ビートルズ。インド音楽や東洋思想に影響を受け、やがて超越瞑想運動の創始者マハリシに招かれて訪れたインドでは、代表作にして最高傑作と謳われるアルバム『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイト・アルバム』)の楽曲の多くが生まれたとされる。サルツマン監督が記録した貴重な写真の数々、当時の彼らのパートナーの女性たち、ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴやドノヴァン、俳優のミア・ファローの姿もとらえながら、ベールに包まれていたインド滞在期のビートルズの素顔と、その楽曲制作のプロセスが紐解かれていく。
  • デヴィッド・リンチ(製作総指揮&出演)、モーガン・フリーマン(ナレーション)豪華な製作陣とビートルズ関係者たちが集結
    本作ではサルツマン監督がビートルズ研究の第一人者マーク・ルイソンと共に、インド、リシケシュを訪れ、今は“ビートルズ・アシュラム”として一般公開されている思い出の場所を再訪し、実際に創作の瞬間に立ち会った視点から貴重なエピソードが語られる。さらに、本物の“バンガロウ・ビル”との出会い、ミア・ファローの妹プルーデンスに捧げられた「ディア・プルーデンス」誕生秘話、ジョージの元妻パティ・ボイドとその妹ジェニーとの再会。また、本作の製作総指揮の一人で超越瞑想の推奨財団の創設者でもある映画監督のデヴィッド・リンチも登場、ナレーションは俳優のモーガン・フリーマンが担当している。
    ザ・ビートルズ、デビュー60周年を経て、本邦初公開となるビートルズの貴重な未公開写真を始め、関係者からの貴重なインタビューを通して、ここでしか見られないビートルズの新たな素顔が垣間見えるファン垂涎のドキュメンタリー。
1968年、23歳のポール・サルツマンは、失恋の傷を癒しに北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)の門を叩く。そこで思いがけず出逢ったのは、世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」のジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人だった。彼はそこで瞑想を学びながら、ビートルズと共に過ごした奇跡のような8日間を多くの写真に残した。
1962年にデビュー以来、誰もが認めるロック史上最高のバンドとして、半世紀以上経った今でも、音楽の枠を超えて様々な文化的影響を世界中に与え続けているザ・ビートルズ。インド音楽や東洋思想に影響を受け、やがて超越瞑想運動の創始者マハリシに招かれて訪れたインドでは、代表作にして最高傑作と謳われるアルバム『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイト・アルバム』)の楽曲の多くが生まれたとされる。サルツマン監督が記録した貴重な写真の数々、当時の彼らのパートナーの女性たち、ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴやドノヴァン、俳優のミア・ファローの姿もとらえながら、ベールに包まれていたインド滞在期のビートルズの素顔と、その楽曲制作のプロセスが紐解かれていく。
本作ではサルツマン監督がビートルズ研究の第一人者マーク・ルイソンと共に、インド、リシケシュを訪れ、今は“ビートルズ・アシュラム”として一般公開されている思い出の場所を再訪し、実際に創作の瞬間に立ち会った視点から貴重なエピソードが語られる。さらに、本物の“バンガロウ・ビル”との出会い、ミア・ファローの妹プルーデンスに捧げられた「ディア・プルーデンス」誕生秘話、ジョージの元妻パティ・ボイドとその妹ジェニーとの再会。また、本作の製作総指揮の一人で超越瞑想の推奨財団の創設者でもある映画監督のデヴィッド・リンチも登場、ナレーションは俳優のモーガン・フリーマンが担当している。
ザ・ビートルズ、デビュー60周年を経て、本邦初公開となるビートルズの貴重な未公開写真を始め、関係者からの貴重なインタビューを通して、ここでしか見られないビートルズの新たな素顔が垣間見えるファン垂涎のドキュメンタリー。
デヴィッド・リンチ
David Lynch
1946年生まれ。アメリカの映画監督、脚本家、プロデューサー。超越瞑想の実践者でもあり、超越瞑想の普及を支援するデヴィッド・リンチ財団を創設。
パティ・ボイド
Pattie Boyd
1944年生まれ。1960年代にイギリスで活躍したモデル、写真家。ジョージ・ハリスンの最初の妻で1966年に結婚、1977年離婚。後にエリック・クラプトンと再婚(1989年離婚)。ハリスンの「サムシング」、「フォー・ユー・ブルー」にインスピレーションを与えたとされる。
ジェニー・ボイド
Jenny Boyd
1947年生まれ。パティ・ボイドの妹。イギリスでモデルとして活動したが、超越瞑想と出会い1960年代にモデル業を引退した。
マーク・ルイソン
Mark Lewisohn
1958年生まれ。イギリスの歴史家、伝記作家であり、ビートルズ研究の世界的権威。
ルイス・H・ラファム
Lewis H. Lapham
1935年生まれ。アメリカの作家。「ラファムの季刊誌(Lapham’s Quarterly)」創刊編集者。ハーパーズ・マガジンの編集者で、1986年当時にインド滞在期のビートルズに会うことを許された唯一のジャーナリストだった。後に著書「With The Beatles」(2005)を出版。
ローレンス・ローゼンタール
Laurence Rosenthal
1926年生まれ。アメリカの作曲家、編曲家、指揮者。『ベケット』(64)、『ラ・マンチャの男』(72)の音楽を手掛けアカデミー賞作曲賞にノミネートされる。
リッキ・クック
Rikki Cooke
ビートルズの「コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル」のモデル。当時、ハンターの友人と家族で狩りをしに訪れ、ビートルズの隣のバンガローに滞在していた。歌詞の中で「彼はどこから見てもアメリカ人、頑固なサクソン系の母親の息子」と歌われる。
ハリプラサード・チョウラシア
Hariprasad Chaurasia
1938年生まれ。インドの音楽監督。ヒンドゥスターニー音楽の伝統にならいフルートを演奏するクラシック・フルート奏者。ジョン・マクラフリン、ヤン・ガルバレクなど欧米のミュージシャンともコラボレーションしており、ジョージ・ハリスン作詞・作曲の「ジ・インナー・ライト」にも参加している。
デヴィアニ・サルツマン
Devyani Saltzman
1980年生まれ。カナダの作家、キュレーター。本作の監督ポール・サルツマンとインドの映画監督ディーパ・メータの娘。
監督・脚本・製作:
ポール・サルツマン
Paul Saltzman
1943年生まれ。エミー賞を2度受賞したカナダの映画、テレビのプロデューサー、監督であり、300本以上のドラマやドキュメンタリー作品を手がけている。 俳優モーガン・フリーマンが出演した2008年の長編ドキュメンタリー映画『Prom Night in Mississippi』は、2009年のサンダンス映画祭でプレミア上映された。『The Last White Knight-Is Reconciliation Possible?』は2012年のトロント映画祭でプレミア上映され、モーガン・フリーマン、ハリー・ベラフォンテ、ディレイ・デ・ラ・ベックウィズ(バイロン・デ・ラ・ベックウィズの息子)らが出演している。1968年、インドのマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの修道院で瞑想を学ぶ。その際に、ビートルズ、ミア・ファロー、ドノヴァン、ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴらを撮影した写真は、著書「The Beatles in Rishikesh」(Viking Penguin; 2000)として出版され、2018年に50周年特別版として再出版された。
監督の言葉 | Director’s Statement
1968年、当時23歳だった私は、インドに旅立ち、瞑想を学びました。それは、私のその後の人生を変えるような出来事でした。ガンジス川のほとりのアシュラム(僧院)でビートルズと共に1週間を過ごし、彼らの写真を撮影したのです。帰国してから、私は写真を段ボールの中へ片づけました。それから32年後、自宅の地下室でそれらを発見し、そして今、私がそれから15年の間、撮りたいと思い続けていた映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』を通じて、この魔法のようなエピソードを共有できることを光栄に思っています。
ナレーション:
モーガン・フリーマン
Morgan Freeman
1937年6月1日、アメリカ合衆国テネシー州メンフィス生まれ。俳優、映画監督、ナレーター。2004年に、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー助演男優賞を受賞。その他、『ドライビング Miss デイジー』(89)、『ショーシャンクの空に』(94)、『セブン』(95)など出演作多数。ポール・サルツマンが製作・監督を手掛けたドキュメンタリー『Prom Night in Mississippi』(09)、『The Last White Knight』(12)にも出演している。
製作総指揮:
デヴィッド・リンチ
David Lynch
1946年1月20日、アメリカ合衆国モンタナ州生まれ。映画監督、脚本家、プロデューサー、ミュージシャン、アーティスト、俳優。『エレファント・マン』(80)、『ブルーベルベット』(86)、『ワイルド・アット・ハート』(90)、「ツイン・ピークス」シリーズといったテレビや映画界を代表するプロジェクトで知られる著名な映画監督。2019年、映画芸術科学アカデミーから名誉賞を受賞。 超越瞑想の実践者であり、2005年にはデヴィッド・リンチ財団ヘルス&ウェルネス・センターを設立した。