監督・脚本
マリー・アンジュ・ゴルバネフスキー
Marie-Ange Gorbanevsky
パリのソルボンヌ大学で美術史を学んだ後、IIIS(Institut international de l’image et du son/国際映像音響学院)で視覚メディアを学び、映画監督としての訓練を受ける。ドキュメンタリーの手法を使い、「命の演出」の豊かさと、詩と、真実をとらえようとしてる。『Promenade dans un Jardin』(02)ではパリのリュクサンブール公園で流れる時間の詩を、『Le Plus Grand Marché du Monde』(06)ではランジス市場の魂を、『Les Dentellières』(08)ではレース職人の繊細な作品に向き合う謙虚さを、『Une Leçon de Musique』(14)では音楽に自分を開く子供の心を、そして『ソウル・オブ・ワイン』(19)ではワインの魂など。常に少し変わった場所や人々をフィルムに収め、触れることのできないが重要なものを映し出してきた。